障がい体験で現場に強い作業療法士へ

作業療法士は、身体障害および老年期障害に携わる作業療法士として、身体的、心理的、経済的、職業的、社会的側面など障がいを持つ方たちに対する理解を深めることが大切です。

今回は、専門学校で行われた体験授業についてレポートします!「車椅子」「片麻痺(かたマヒ)」「視覚障害」の3つのグループに分かれて各体験をしました。

 

①身体障害分野の理解を深める「車椅子体験」

まず、「車椅子体験」グループについてレポートします。

普段、何とも思わない段差でも…

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車椅子だと、「よっこいしょ!」となかなか大変です。

 

普段道を歩いている時に、道の傾斜や段差を気にかけることはありますか?気にしながら歩いてみると、思っていた以上に傾斜や段差があると気が付くと思います。

駅までの道のりで、「もし車椅子を利用するとしたらどんな感じだろう?」と想像しながら歩いてみると、普段の道のりも、違った景色に感じるかもしれませんね。こういった気づきが、障がいを持つ人の気持ちに寄り添える作業療法士になる第一歩となります。

 

 

②「片麻痺(かたマヒ)体験」

次は、「片麻痺(かたマヒ)体験」をしているグループについてレポートします。
右半身に麻痺があることを想定して、右腕を三角巾で吊ります。そして、右足くるぶしの辺りにおもりをつけて出発しました。

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右側に力を入れず歩くと、なかなかいつものようにスムーズには歩けません。歩幅も狭くなります。

傾斜があるところは、さらにスムーズにいかず、ちょっと怖いです。車が来ないか、注意も忘れずに!!

 

麻痺を体験している生徒は歩きづらさや傾斜・段差の怖さを実感し、付き添いの作業療法士を体験している生徒は、どんな場面でより注意を払った方がいいのか?どうサポートした方が歩きやすいのか?を考えることができました。また、お互いの感じたことを共有し、安全なリハビリを行う上でのコミュニケーションを学ぶ練習にもなったのではないでしょうか。

 

 

③白杖を持ち、視覚障がいを体験

最後は「視覚障がい」体験グループを見てみましょう。

体験者はアイマスクをして、白杖(はくじょう)を利用します。

白杖は、安全を確保するとともに視覚障がいであることの標識にもなります。介助者(写真左)は、体験者(写真右)の人の腰あたりに手をあてて、体験者も介助者の腕のあたりをつかんで歩き出します。

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介助者は、視覚障がいのある人に対して、どうやって状況を説明したらいいかを考え、伝え方を工夫することができました。また、体験者は視覚障がいの歩きづらさを実感するとともに、白杖の使い方や道の確かめ方を体験しました。

 

作業療法士としての仕事においては、患者様を理解し、気持ちを知り、どんなことをして欲しいのかを想像できる力が必要となってきます。今回の体験を通して、患者様に心のケアを行うための思いやりと人間性についてそれぞれが考えを深められたのではないでしょうか。

 

日本リハビリテーション専門学校では、こうした体験授業を通して現場で活躍できる作業療法士を育成しています。 作業療法士理学療法士に興味のある方や、人に役立つ仕事がしたい方は、オープンキャンパスに参加して日リハを体験してみませんか?毎回違う体験メニューを用意しているので、どんどん 作業療法士理学療法士の魅力を知ることができます!実際に仕事を体験して、自分に向いているか、イメージ通りの仕事かどうか、ためしてみよう!

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